自律神経を乱した主人と妻の私が進んできた道①~主人の話編~

体調管理部

今日は自律神経を乱した主人と妻の私が進んできた話をしようと思います。あくまで、我が家の話ですので、違和感や疑問などがあると思いますが、どうぞお付き合いください。
 ​長くなりそうなので、まずは主人の話から。

①おかしな身体の不調
​​
​四年ほど前、主人が良く言う言葉がありました。
『胸のあたりがちょっと詰まる感じのときがある』と。
それは決まって同じ時間帯で、仕事中には一切なく、家に帰りご飯とかお風呂とか終えて、ゆったりとソファなどでくつろいでいるときになりました。

特別、息苦しくなったり、動悸がするわけではなく、なんか、胸の部分が詰まる感じがする、と。
それからよく夜何度も起きてしまい、眠れなくなるって日がありました。眠れないと、余計なことを考えてしまい、さらに眠くなくなり、、、の悪循環な日々が。
近くの循環器内科に行き、血圧を測ってびっくり、上が160以上の下が100以上!!
普段、どんな時でも血圧がいつも低めの110とかの人なので、ちょっと驚きでした。
病院の先生は、狭心症の恐れがあるので、カテーテル検査しましょうと。
でも、当日、じっとできなくて、危険だということで、検査ができませんでした。緊急性はあまり感じられないので、とりあえず血圧の薬を飲んで様子を見ることに。。。

​​②発作

数か月がたって、ある日、突然息苦しいと。
呼吸もゼーゼーとなり、胸が苦しいと言い出し、救急車を呼びました。
運ばれた病院に着いたら、途端に、ケロッとなり、何の違和感もなく、なんだか申し訳なく、救急隊員や、病院の先生に二人で頭を下げたの覚えています。
でも念のために日中病院に来てくださいと言われ、次の日病院へ。
沢山の検査をし、出た結果は、すべて異常なし。なんなら健康。
そこでの先生は、本当に丁寧に話を聞いてくださり、いろいろと考えていただきました。そこで、たくさんの会話と検査結果を踏まえて行き着いたのは、心療内科でした。

③心療内科の模索

*心療内科一か所目*​

 救急でお世話になった病院には、心療内科はなく、近くの心療内科を紹介されました。入院施設もある大きな病院で、たくさんの医師がいらっしゃいます。そこで診察してくれた先生は、新米の先生で、若い手探り状態の先生で。一生懸命なのはわかるのですが、体調も悪く、仕事も休んでいたので、私たちは本当に途方に暮れていた状況だったので、「大変でしたね」とか「大丈夫ですよ」とか寄り添ってくれるとか、安心する言葉が欲しかったんですよね。ほんと、嘘でもいいから、そういう言葉だけでよかった。若い先生だから、きっとこれからなんだろうと思うけれど、いつも眉間にしわを寄せて、難しい顔ばかりしていて、彼の顔を見るたびに不安でした。
知人の保険屋さんが、口コミでよさそうな少し遠いところの病院を教えてくれました。車で一時間半ほどかかる場所でしたが、もう、どこでもよいから、とにかく話をしっかり聞いてくれて、少しでも楽になりたい。というのが主人の気持ちでしたので、藁にも縋る気持ちで、予約を入れました。

*心療内科二か所目*

 二か所目の心療内科も、この地域では有名な大きい病院でした。院内には、ケアセンターも設置してあり、市内などから送迎車で週何日か迎えに行き、日中をここで過ごし、送られて帰るというのもでき、助かるご家庭や、利用する人が、たくさんいるように思います。
うちの主人の担当医となった先生は、ベテランの白髪の先生でした。じっくり話は聞いてくれまして、薬の手配等もしてくれました。
が、うつ病だね、と言われ、そこからうつ病としての会話が始まりました。

 ところがですね?うちの主人。うつ病の症状って特段ないんですよね。これ、いつも一緒にいる私も、もちろん本人も、え?俺ってうつ病なの???って思っちゃって。。。
認めたくないわけでもなんでもないんですよ。
先生から聞かれることに対しても、あてはまることがなくて。気分がふさぎがちになりますよねぇ、、、って言われても、いや、そういう風に思わないです。って言っても、え?そうですか?で終わり。
自分のことをあまり責めないでくださいね、というのですが、一度も責めたなんて言ったこともないし、もちろん責めてもないし…
いつも、診察が終わると、待合室で二人で、なんか、うつ病なのかな?ってなんの検査のチェックみたいなのしてないけど、うつ病って診断されてるのかな?って疑問で。
 ある日、仕事の都合で予約の変更をしたときに、偶然その先生がいない日で、違う先生に診察を受けることになったので、その先生に思い切って聞いてみました。先生、俺ってうつ病なんですか?と。
そうすると、そのいつもと違う先生が、え?うつ病じゃないんですか?カルテにはそう書いてありますけど?と。
 俺、いつも聞かれる質問に全く賛同する日ってないんですけど、それでもうつ病なんですかねぇ?って聞いたら、まぁ、○○先生がそのように診断しておりますのでねぇ…と言われて終わってしまいました。
 次の予約の時に、いつもの先生で、

今回は何日外に出られました?ってまた聞かれました笑

 もう、うちの主人は、なんだか話が通じないし、あの先生の診察を受けているとうつ病になりそうだって思い始めて、また違う病院を探し始めます。

*運命の診療内科三か所目*

 今度は、車で40分ほどの個人の心療内科です。
私たちと同世代の先生で、初めて診察に行ったとき、あぁ、やっと話し合える先生に出会えた、って思いました。
 経緯を全てお話しし、それを踏まえて、うつ病のチェックシートのようなたくさんの問いが書いてあるシートと、血液検査などをやりました。
その結果、

うつ病ではありませんよ。
不安症の中のパニック障害ですね。

と初めて診断が下りたような気がします。先生が話すことがすべて当てはまる。納得。
そうです、私、パニック障害です。って自分から言いたくなる感じ笑
通院は、二回ほど私もいっしょに行きましたが、それ以降は自分一人で病院へ行けるようになりました。
あの先生には何でも話せるし、話しやすいし、会話ができる、と。
やっと合う先生に出会えました。

いろいろと書籍も紹介されたので、一部紹介しましね。


パニック障害の不安がスーッと消え去る17の方法 症状改善率98%のカリスマ心理カウンセラーが明かす [ 弥永英晃 ]


心と体を強くする!メガビタミン健康法ー藤川徳美先生シリーズ第三弾 [ 藤川徳美 ]


​​​​​​​​④現在は…
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 あれから、四年が経ちましたが、現在もあの心療内科に通っております。発作も起きていません。
 上手に薬を利用しながら、日常生活をこなしておりますし、今では、一日二回の薬に減りました。
 無理のないように、一歩ずつ、ゆっくりと、減薬へ向けてのスケジュールを立てて、毎日を過ごしております。
急がず、ゆっくりと。


⑤最後に…​
​​​​
 私は本人ではなく、一緒に生活をする側としての観点からの言葉選びだったりするので、ちょっとおかしい部分や、不快に思う言葉選びなんかもあるかもしれません。申し訳ございません。

 妻だといっても、私自身は当事者ではないので、本当の主人の苦しみや思いはわかりません。理解もできないと思います。でも、近くのいるものとして、何かの力になりたいとは、ずっとずっと思って行動してきました。それはもちろん今も変わりません。苦しいのは、本人です。でも、それを近くで見ている周りもいろいろと思うことはたくさんあります。ですので、シリーズ化として、ちょっとずつ文字に残していこうと思い、今回は書きました。不快な思い等した方がいらっしゃったら、申し訳ありません。​

改めて、、、今日は、
自律神経を乱した主人と妻の私が進んできた道の話①~主人編~
として、書いてみました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。​​

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